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◆アフガン用水路が完成へ6年かけ、ペシャワール会

2009/06/06 00:00

アフガニスタンの民生支援に取り組んでいる福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」は6日、干ばつに苦しむ同国東部で2003年に着工した農業用水路(全長約24キロ)が、今月中にも完成する見通しを明らかにした。水路はペルシャ語で真珠を意味する「マルワリード用水路」と名付けられ、約3千ヘクタールの土地を潤す。既設個所の周辺で緑がよみがえり、小麦などが栽培されている地域もあるという。同会は今後、水路の維持管理を住民へ移譲しながら、現地で医療活動などを続ける。同会が6日、福岡市で開いた報告会に寄せたビデオレターで、現地代表の中村哲医師(62)は「出産は終わったが、育てる事業が残っている」と話した。中村医師らは医療支援の傍ら、00年にアフガンで井戸の掘削事業を始めたが、「飲み水は確保できても、緑の回復には足りない」と用水路建設を決断。独学で土木技術を学ぶところから始めた。6年間で延べ約60万人の住民が建設事業に参加し、約15億円の費用は会費や寄付で賄った。昨年8月には、スタッフの伊藤和也さん=当時(31)=が武装勢力に殺害される悲劇もあった。

【共同通信】



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