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◆林死刑囚、誕生日までに再審請求「無実を訴えていく」

2009/06/06 00:00

和歌山市で1998年7月、4人が死亡した毒物カレー事件で、殺人罪などに問われ死刑が確定した林真須美死刑囚(47)が6日までに、大阪市都島区の大阪拘置所で共同通信の取材に応じ「自分の誕生日の7月22日までに再審請求したい」との意向を明らかにした。髪を二つに結い、ピンク色のジャージー姿で面会室に現れた林死刑囚はほおが少しこけ、やつれた様子。しかし、事件について尋ねると「私は人殺しは大嫌いで『死刑囚』と呼ばれるのも嫌だ。これからも無実を訴えていきたい」と約10分間の面会中、時折ウインクをしながら冗舌に語った。始まったばかりの裁判員制度。カレー事件のような重大事件で被告が無罪を主張した場合、裁判員に選ばれた人は、「死刑か無罪か」という厳しい判断を迫られる可能性がある。「わたしがヒ素を入れた証拠はない。もし裁判員に裁かれていたら、1人の人間を殺す重みを感じて死刑にしなかったはず」と話した。面会時間の終わり際、着ていたジャージーを脱ぎ「これ、見て」と言いながら、1羽の鳥が狭い部屋から飛び立つ絵柄のTシャツ姿になった林死刑囚。「拘置所を出たら三女を思いっきり抱き締めたいんよ」と笑顔で手を振り立ち去った。

【共同通信】



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