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◆聖トマス大が学生募集停止運営維持が困難と謝罪

2009/06/06 00:00

兵庫県尼崎市の聖トマス大学は6日、入学志願者の減少を受け、来年度以降の学生募集を停止すると発表した。定員割れが続き、経営を続けるのは困難と判断した。聖トマス大は家族などを亡くした「グリーフ(悲嘆)」を学ぶ公開講座を開設していることで知られ、尼崎JR脱線事故の遺族やJR西日本の社員らが受講している。小田武彦学長は記者会見し「学生の教育を維持するために全力を注いできたが、力が及ばなかった。申し訳ない」と謝罪。学内の「日本グリーフケア研究所」については「優先して受け入れの法人を探すなどして、できる限り継続していく」と話した。2000年度以降、ほぼ毎年定員割れになり、08、09年度は定員250人に対し入学者は半数以下。累積赤字が09年3月時点で約20億円あるという。在校生が卒業するまでは運営する一方、他大学との合併についても検討する。大学は同日午後、学生と保護者向けに説明会を開催したが、参加した保護者(44)は「説明が少なく、いきなりで納得できない部分もある」と憤った。聖トマス大はカトリック系で、1963年に英知大学として開学し、07年に名称を変更した。学部、大学院合わせて568人が在学している。

【共同通信】



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